特別講演

(18:15~19:45)

member
苫米地 英人
認知科学者

プロフィール

1959年、東京生まれ。認知科学者、計算機科学者。
マサチューセッツ大学を経て、上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社。2年間の勤務を経て、フルブライト留学生としてイエール大学大学院に入学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。コンピューター科学の分野で世界最高峰と呼ばれるカーネギー・メロン大学大学院哲学科計算言語学研究科に転入。全米で4人目、日本人としては初の計算言語学の博士号を取得。著書に『日本買収計画』『残り97%の脳の使い方』など多数。


講演タイトル

次世代の心の操縦術

講演紹介

コーチングサミットは、苫米地博士にとっても特別な場所です。毎回、最新の研究成果に基づき、脳と心の扱い方を私たちに分かりやすく解説してくださいます。特に今回は、心の底から「成功したい!」「幸せになりたい!」と思っている方にとって、絶対に逃せない講演です。



名著『心の操縦術』から12年! 最新技術を電撃公開!

あなたは、苫米地博士の12年前の著書、
「心の操縦術」(PHP研究所)をご存じでしょうか。

出版されたのは今から12年前で、
当時は、WBCの優勝監督が読んでいた、
ということで話題を集めました。

具体的な内容は、、、

21世紀に必要とされるリーダー像、神不在の世界観、ゲシュタルト能力、煩悩との付き合い方、米軍式組織設計、他人に操られない方法、異性からの好感を引き出す方法、ホメオスタシスの同調、Rゆらぎ、プライミング、アンカーとトリガー、五感を使った抽象思考法、超並列脳、東洋哲学流の認識、時間の流れ、、、

12年前というと、博士が日本にコーチングを導入する前ですので、
本文中には「コーチング」という単語は全く出てきません。

しかし、驚くことに、書かれている内容は
苫米地式コーチングの技術そのもの。

まさに苫米地式コーチングの原著であり、
苫米地博士の活動の原点とも言えるのが
「心の操縦術」なのです。

そして、このたびの博士の講演タイトルを
ここでもう一度、確認してください。

そうです。
『次世代の心の操縦術』です。

「心の操縦術」出版から12年、
進化を遂げた苫米地博士の最新技術が
『次世代の心の操縦術』と題して
コーチングサミット2019で
電撃公開されることになったのです!



心の操縦術にもバージョンアップが必要!

では、この最新バージョンの心の操縦術とは
どんな技術になるのでしょうか?

これをお話しするには、
なぜいま最新バージョンが必要なのか?
について説明しなければいけません。

昔といま、一体なにが変わったのでしょうか?
答えはとてもシンプルです。

ひとつはスマートフォンの普及、
ふたつめはソーシャルメディアの急激な発達です。

ここで皆さんは思うでしょう。

「スマートフォンとSNSの普及が、
心の操縦術とどんな関係があるの?」

と。

実は大きく関係しています。

それどころか、この2つの存在感が
大きくなることによって
21世紀そのものが激変してしまったのです。

しかもです!

そのことに気づいている人があまりにも少ないのです。



スマートフォンは盗聴装置!?

いまや小学生からお年寄りまで
持っているスマートフォンですが、
実はある操作をすればたちどころに
盗聴器に変わってしまうことをご存知でしたか?

盗聴器に変わってしまうと言っても、
あなたがなんらかの操作をすることで
スマホが自分専用の盗聴器に早変わり!
ということではありません。

政府や巨大IT企業がその気になれば、
あなたがいま持っているスマートフォンが
盗聴器そのものに勝手に変わってしまうのです。

ちなみに、誰の情報を盗聴するのか、わかりますか?

そうです!

あなたの情報です!!

あなたがスマホを横に置いて誰かと話した会話も、
仕事の重要な会議も、
プライベートな場所におけるヒソヒソ話も、
すべてスマホのマイクを介して取得できるのです。

音声だけではありません。

スマホにはカメラやビデオもついていますから、
写真や動画も取り放題です。

また、GPSもあるので何月何日、何時何分に
どこに居たのかまで筒抜けです。

政府や巨大IT企業が本気を出せば、
あなたに関することでわからないことはほとんどないのです。

これが何を意味するのか、、、
はっきり申し上げます。

あなたは現時点で情報操作を
されている可能性が極めて高いのです!



21世紀は情報操作社会

「そんな大げさな」と思った方も多いでしょう。

「自分は情報操作なんかされていないし、
仮に情報操作が可能だとしても、
国の重要人物でもなければ、
機密情報を握っているわけでもないので
情報を操作したって意味なんかないだろう」

と。

普通に考えれば、確かにそのとおりでしょう。

しかし、情報を操作する側はあなたの情報を
ピンポイントで狙っているわけではありません。

彼らはできるだけ多くの人の情報が欲しいのです。

要は国民全員、可能ならば全世界70億人すべての情報が
欲しくて欲しくて仕方ないのです。

彼らの狙いは、
人々の関心をある特定の方向に向かわせることです。

「○○を好きになりなさい」
「○○が正しいと思いなさい」
「○○の言うことは間違っているので無視しましょう」
「○○を見てはいけません。××を見ましょう」

何が正しくて、何が間違っているのかを
自分で判断をさせないようにするために、
彼らは私たちの情報を欲しがっているのです。

もちろん、これまでも
そういった情報操作は行われてきました。

映画やラジオ、テレビ、新聞といったメディアが
情報操作の尖兵として積極的に関わってきたことは
すでに皆さんもご存知でしょう。

しかし、スマートフォンとSNSの登場によって、
事態は大きく変わってしまったのです。



ソーシャルメディアの誘導

近年、人々のテレビ離れが加速しています。
新聞の定期購読者も減少の一途をたどっています。

これら大手メディアが衰退したのは
あまりにも彼らが情報操作をし過ぎたためでした。

東日本大震災の時のテレビ・新聞の偏向報道は
目に余るものがありました。

大手メディアは国民のために
報道をしていたのではありません。

大企業や権力者たちのために情報を隠し、
時には数値の捏造までして、国民を騙したのです。

この当時、バイアスの掛かっていない情報を
求めようとしたらインターネットだけ
といっていい状態でした。

大手メディアには呼ばれないが
正しい情報を持っている学者や識者たちが
ツイッターやフェイスブック、ブログなどを
通じて信頼できる情報を流していました。

覚えている方もいるでしょう。

震災直後、放射線の正しい知識を
国民にいち早く提供したのは苫米地博士でした。

そして、あれから10年ほどの歳月が過ぎ、
状況は少しずつ変化しています。

インターネットは成熟したメディアとして
機能し始めるようになる一方で、
既存のメディアの参入も目立つようになりました。

なにより、偏向報道の元凶ともいうべき大手広告代理店が
ネット広告をすっかり牛耳るようになってしまったのです。

これがどういうことかわかりますか?

私たちはインターネットで得た情報は、
自分が探した情報だと思っています。

確かにネットは自分でクリックして
記事を選択できます。

検索もできますし、
「この記事はちょっと信用できない」と思えば
さらに深堀りすることも可能です。

自分の意思で自由に選択しているかのようです。

しかし、それは本当にそうでしょうか?
皆さんは自信を持って
自分で情報を選択していると断言できますか?

 

もしも、「できている」という人がいたら、
以下のことをチェックしてみてください。

1、テレビよりもインターネットを見る時間のほうが長い
2、LINEやツイッター、フェイスブックなどのSNSに登録している
3、TikTokなどのコミュニティ系アプリを楽しんでいる
4、yahooニュースやLINEニュース、Googleニュースなどでニュースをチェックしている

この4つのうち2つ以上にYESと答えた人は相当危険な状態です。
危険な理由は情報そのものに偏りがあるためです。

SNSにしろ、コミュニティ系アプリにしろ、
プラットホーム提供のニュースにしろ、
いまやすべてスポンサーがついています。

皆さんもご存知のように、
インターネットが提供する広告はターゲット広告であり、
それはニュースも同様です。

個人の嗜好に合わせた広告やニュースが
黙っていても手元に届くことは確かに便利かもしれません。

しかし、それは情報が偏ることでもあります。

しかもです!

私たちの多くは情報が偏っていることになかなか気づきません。

ターゲット広告が嗜好に合わせて
選択されていることは知っていても、
ニュースまで選別されていることを
普通の人たちはわかっていません。

それにそもそもyahooトップニュースは
本当にトップニュースなのでしょうか?

LINEニュースのトップが本当にトップでしょうか?

インターネットは広い世界とつながることができる、
大きな可能性を持つツールですが、
実際に使っている現代の日本人は
特定のサイトや内輪のSNSにつないでいるだけで
とても狭い世界に閉じこもってしまっているのです。

最悪なのは狭い世界に閉じこもっているのに、
自由に動いて自由な選択をしていると錯覚していることなのです。

これが現代の情報操作です。

20年ほど前はインターネットからの
情報もそれなりに信頼がおけるものでした。

ところが、いまはかなりのバイアスがかかっています。
しかも、多くの人はLINEならLINE、ツイッターならツイッターと
閲覧するものが知らず知らずのうちに限定的となっています。

その行動がますます情報の偏りを深めてしまっているのです。

そういった人々に対して情報操作をするのは、
東日本大震災の当時よりも遥かに簡単になっています。

それが現代ということです。

自分の意思で騙される方向に進んでいるのが現代だったのです。
だからこそ、最新バージョンの心の操縦術がいま必要とされるのです。



最後に

インターネットが私たちの生活を
便利にしたことは間違いありません。

ただし、代償もあり、それは
自由意思への侵害です。

インターネットから情報をいくら入手しても、
その情報が操作されているなら
判断結果もおのずと操作されたものになります。

このような社会環境にあって、
私たち一人一人が、本当のゴールを見つけ、
自分らしい人生を歩むことは相当に難しくなってきています。

このたびの特別講演では、苫米地博士は
まずあなたを社会の奔流から引き上げます。

そして、自分がおかれている状況を俯瞰していただいたうえで、
この先の人生で成功や幸せを追求する術を、学んでいただきます。

『次世代の心の操縦術』

この日の知識があるかないかで、
あなたの未来は大きく変わるでしょう。


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